こんにちは、ねこきん(@nekokin37)です!
不動産鑑定士の試験で暗記に苦労している受験生が大半だと思います。
私が受験生時代に意識してやっていた暗記の方法や考え方についてまとめてみましたので、参考にしてみてください!
暗記のコツ第1段は、記憶に関する仕組みを紹介します!
知ってるか知らないかだけの世界です。参考にしつつ暗記の効率化に役立ててみて下さい!
暗記がしんどい作業ということに変わりはありませんが、効率よくできて、答練などで効果が現れるとモチベーションアップにつながります。
暗記テクニックを使って、効率よく学習を進めていきましょう!
記憶は忘れるということの認識。忘れきる前に復習が重要。
記憶の仕組みについて調べたことがある人なら知ってるかもですが、『エビングハウスの忘却曲線』というモノがあります。
覚えたことは、1時間後には55%、1日後に74%、1週間後には77%、一ヶ月後には79%、忘れているという当たり前のことを証明したことです。
時間が経てば経つほどドンドン物を忘れていくことを曲線で表したものです。
とりあえず詳細は割愛。
エビングハウスの忘却曲線が伝えたいことは以下の2点。
- 覚えたことは忘れる!
- 復習のタイミングを意識して勉強せよ!
一回覚えたことでも、ほっておくとまたゼロに戻っちゃいます。
つまり、完全に忘却の彼方へいく前に復習しようね!ってことです。
1日後に74%忘れる言うても完全に消えてるわけではなくて、『思い出せない』レベルにダウンしてるだけで、復習にそんなに労力はかからないです。
これが1ヶ月放置してると、『覚えていない』(ニュアンスの伝え方が難しいですが……)レベルまで落ちてます。
この場合、復習には1回目と同等の労力が必要となってしまいます。
1ヶ月前の努力がなかったこと状態になっているということ。
なので、忘れきる前に復習です。
1時間後、1日後、1週間後、1ヶ月後のタイミングでの4回復習が効率的と言われますが、これに拘りすぎず忘れてそうなら復習するって感じでやってました。
暗記のコツは『覚えたいものを、同じモノで、期間をあけず、何度も触れる』です。
寝る前に暗記
暗記は寝る前が効率が良いです。
- 記憶は寝ている時に定着する説
- 寝ている間は忘却しにくい説
とのことから、暗記は寝る前が有効って言われることが多いです。
レム睡眠とノンレム睡眠とかいう睡眠の特徴からですが、詳細は割愛割愛。
とりあえず寝る30分~1時間前は暗記のゴールデンタイムということです。
私も寝る前(お風呂に浸かりながら)に暗記、出勤電車の中で昨晩の復習っていうルーティンでやってました。
休憩を多く入れて初頭・終末効果の取り入れ
『初頭効果・終末効果』とかいうのもあります。
最初と最後に暗記したものはよく覚えてる!ってやつです。
細切れにすると最初と最後の回数が自然と増えるから気持ち暗記効率アップです。
受験専業で勉強時間に余裕がある方や休日に何時間も勉強するときに、小休憩を多く取り入れるときにおススメです。
ねこきんのことを予備校で目撃してた人によく言われました。
『いつも携帯で遊んでましたよね』と。
あそんでたんじゃなくて休憩です!
集中力もたないですし。
暗記は1時間ぶっ通しでやるより、15分×3回の方が効果的です。
自己肯定をする
上でも書きましたが、覚えたものは忘れるのが常です。
むしろそれが普通です。
忘れたことに対して、なんで覚えれてないんだ!って悔しくなることも多々あると思います。
それでも10個のうち、1個でも覚えていたら成長している証拠です。
頑張っている自分を認めてあげる方が記憶には良いんです。
ポジティブは脳の味方ですので、ドンドン自己肯定してあげましょう!
当時、私も会計学の概念フレームワークとか、民法の意味不明な論証例で発狂していました。
それでも「あそこの定義覚えることできたんやから、そのうちこの定義も覚えれるっしょ。」といった感じで楽観的に自己肯定していました。
受験勉強は孤独なことが多いと思いますので、自分の味方は自分であってあげて下さい!
この記事のおさらい
- 暗記は覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返し。完全に忘れてしまう前に復習することで記憶に定着します!
- 記憶は寝ているときに定着する!らしいので、寝るまえ暗記は有効ですかも。
- 休憩を多くして、初頭・終末効果を取り入れましょう。
- 勉強を頑張っている自分を褒めて伸ばそう!