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【予備校選び】鑑定士試験の予備校はTACがオススメ

こんにちは、ねこきん(@nekokin37)です!

今回は予備校選びについて書いています。

不動産鑑定士の予備校はTACかLECかの実質2校しかないですけど、その中でも私はTACをオススメします!

ねこきん
ねこきん
鑑定士の予備校はTACとLECがあるけど、TACがオススメだよ!
わるきん
わるきん
自分、TAC生やもんな?
ねこきん
ねこきん
それもあるけど、試験の特性を考えるとやっぱりTAC一択!

予備校選びのポイントとしては、以下の4つがチェックポイントになるかと思います。

  1. 費用
  2. 合格実績
  3. 講義のわかりやすさ
  4. 通信・通学、サービス内容

この辺りを比べつつ、どちらがオススメなのか検討していきます!

うさこ
うさこ
この記事は約5分で読めます。予備校選びのご参考になれば幸甚です。

費用はLECが安いが、TACも安くする裏技アリ

各予備校ともに初学者・再受験者向けにいろんなコースを展開していますが、単純比較のため、2021年度1年合格コースで見比べてみます。

LECが2割くらい安い感じですね。

しかも、LECはここから早期割引をはじめ、受講生割引といった様々なディスカウントが入って概ね20%位は安くできます。

最終的な差額は20万程度になり結構な差になりますね。

意外と見落としがちな株主優待券での割引

パッと見た感じTACには割引はなさそうです。

しかし、そこで使える裏技として株主優待券割引があります。
優待券があればTACでも10%割引の適用が受けられます。

TACの株主優待券は、金券ショップやネットオークションで手に入れることができます。
500円くらいで手に入ると思います。

これで差額は10~15万円くらいに縮めますが、それでもやはり費用面で言えばLECに軍配が上がります。

【超重要】相対評価の試験で合格者の7割超がTAC!

論文試験の合格者占有率はTACが例年70~80%程度です。

LECは見当たらなかったのですが、合格者で独学者は少ないと思われますのでおそらくLECは20%程度になるかと思います。

単純に予備校利用者の差が違うからこれだけ差があってもおかしくない!で、終わらせると鑑定士試験の場合マズイです。

受験生の多くがTACに通っている状況が超重要です。

なぜなら、不動産鑑定士の試験は”相対評価”で決まる試験で、”絶対評価”ではないからです。

相対評価の試験とは、簡単に言うと成績が良い上位者の人数などで合格者を決める試験です。
1,000人が受験したならば、上位15%の150人を合格させようって決め方です。

一方で、絶対評価の試験とは100点中70点超えた人を合格させようって決め方の試験です。
そのため、問題の難易度によって200人受かる年もあれば、10人しか受からない年もありえます。
日商簿記とかは絶対評価の試験です。

話を戻すと、
鑑定士試験は相対評価なので、受験者の中で上位15%に入る必要があります。

この15%に入るコツは2つ。

  1. みんなが解ける問題が解ける問題は、ちょっとだけみんなより解けること
  2. みんなが解けない問題はみんなと同じくらい解けないこと

つまり、
➊TAC生が解ける問題(TACの講義や答練で出た内容)は、みんなよりちょっとだけ解ける必要がある。
❷TAC生が解けない問題(LECの講義や答練で出た内容)は、解けなくても合否に大きな影響でない。
ということになります。

鑑定理論はTAC、教養科目はLEC

SNS上でよく見かける声で、鑑定理論はTAC、教養科目はLECというのがあります。

鑑定理論はTACの方がわかりやすい。
民法・経済学・会計学はLECの方がわかりやすい。

この観点から選ぶべき予備校は、
鑑定理論がわかりやすい方に軍配上がります。

その理由は以下の4つです。

  1. 鑑定理論は短答・論文でも出る
  2. 鑑定理論は論文試験の配点の半分を占める
  3. 鑑定理論は理解・暗記が進むと安定して高得点が取れる
    (教養科目は範囲が広く当たりハズレが激しいです)
  4. 鑑定理論の理解は実務で超必要

鑑定理論はTAC、教養科目はLECという合わせ技もあるかもしれませんが、手間や費用面からそこまでするほど差はないかなぁと思います。

※LECは学割40%とかなり大きい割引プランがあります。学生の人は合わせ技を使うのもアリだと思います。

通信・通学、サービス内容

どちらも通学生だけでなく、通信生の対応ができています。

ライブ生は講師・受験生が近いこと、緊張感をもって答練を受けれることが魅力的です。

一方で、通信は倍速再生ができますし、予備校までの移動もないので効率性の面では勝ちです。

ライブ授業の数はTACの方が多いですが、通学には通学の、通信には通信のメリットがあるのでそれだけでどちらが良いというのはないかと思っています。

この記事のおさらい

  • 費用面はLECの方が10~15万円程安い!
  • 合格者占有率はTACが7~8割と圧倒的
  • 相対評価の試験であることから受験生が多い選ぶことが合格への近道
  • 鑑定理論がわかりやすいのはTAC
  • 教養科目がわかりやすいのはLEC
  • 鑑定士の試験なので、鑑定理論を得意にする方が重要
  • 通信・通学の体制はどちらも揃っていて目立った差はなし。

私は合格に近いのはTACだと思います。
資格試験の勉強はいろんなモノを犠牲にする必要があり非常に大変です。

試験に落ちてしまうと勉強期間が1年延びてしまいます。

また、勉強環境によってはやむを得ない事情があるものの、やはり『短期合格した』というブランドはあります。

10万円、20万円程度でこれらリスクやリターンが得られるのなら、合格により近い方を選んだ方が良いかと考えています。

(※TAC、LECの運営力というより、TACの寡占市場になってしまっている現状が大きな要因です)

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