こんにちは、ねこきん(@nekokin37)です!
会計学は不動産鑑定士の教養科目の中では得点源にしやすいと言われます。
他の教養科目に比べて、勉強する範囲が狭く出題可能性が高い部分も絞りやすいことが理由です。
そうは言っても、あくまで”ほかの科目に比べて”にすぎません。
テキストは分厚いし、もちろん会計ばかり勉強しているわけにもいかない…
今回は会計学で使える教材・勉強方法を記事にしてみました!
※TACを受講していることを前提に書いています。
会計学の教材は総まとめテキストと答練のみでOK!
会計学の勉強で使う教材は2つだけ!
- 総まとめテキスト
- TACの各種答練
この2つがインプット教材兼アウトプット教材です。
この2つを集中して繰り返しやれば合格圏に到達します。
総まとめテキストは名前がテキストとなってますが、内容は問題集です。
予備校の普通のコースの流れでは、直前期(3月以降)にならないと入手できないので、早めに欲しい入手したい人はメルカリやヤフオクといったフリマアプリをのぞいてみて下さい。
答練は応用答練・直前答練・全国模試のほか、出来ればアクセスα・βまで欲しいです。
特にアクセスαは基本論点が中心に出題され、かつペースメーカにもなるので勉強しやすくオススメです。
2つだけとは言ってますが、これだけでそれなりの量になります。
上記2つ以外はやらなくていいのか?
総まとめテキストと答練以外はやらなくていいのか不安になると思います。
答えはやらなくてOKです。
過去問もやらなくてOK。
上級答練も要らないです。
上級をやる時間を鑑定理論や他の教養科目に時間まわしてあげてください。
上記2つ以外のところが出題されても、みんな解けないので差がつかないので大勢に影響ありません。
解けるのは会計に強い人(会計士さんや税理士さんとか)だけです。
会計学で点を稼いで他の苦手科目を補いたい!という考えの人もいると思いますが、オススメしないです。
理由は効率が悪いから。
出題可能性が低いところまで手を広げると、他の科目がおろそかになります。
他の科目の基本論点をカンペキにこなせるようになってから、出題可能性が低い論点に取り組んでください。
普通は基本論点をつぶすだけで相当な時間が掛かって、上級論点まで手が回らないハズです。
なので、大半の受験生は上級論点まで抑えられていません。
論文試験はホームランを狙うのではなく、苦手科目を少なく隙のないアベレージヒットを狙いましょう。
会計学はアウトプットの訓練不要
会計学は暗記色の強い科目です。
小問形式で問われて、何を答えるべきかわかりやすいです。
答案構成する力(アウトプットする力)もほとんど必要ありません。
要はアウトプットの訓練が必要ないです。
ひたすら上の2つの問題集をまわしてインプットしていきましょう。
問題集が試験に出る最頻出の論点集です。
どんな定義があるか、どんな問いが出るか(必要性とか要件とか効果が多いです)を意識しながら解くのがポイントです。
会計学の全体像の把握・理解の向上にオススメする2冊
暗記のストレスを減らすための、全体像の把握・理解の向上に役立つ書籍
『会計のことが面白いほどわかる本』
を紹介しておきます。
理解できないものは暗記も難しいです。
こちらの本は非常に理解の助けになるため、読んでおくと勉強の効率がグンとあがります!
※最新は2020年の改訂版がありますのでご注意下さい!
この記事のおさらい
- やることはシンプルに総まとめテキストと答練を回すのみ
- 会計学は答案構成の練習不要
- 会計学の理解には『会計のことが面白いほどわかる本』がオススメ