こんにちは、ねこきん(@nekokin37)です!
この記事では、鑑定理論の教材についてインプット編に続いてアウトプット教材でオススメなものを紹介していきます。
アウトプットの勉強をするに当たって、どれを使えばいいか悩ましく思うかもしれません。
基本的にはTACの基本講座で貰えるものに沿っていけばOKです!
懐事情に余裕があるならば、論文特効ゼミとアクセスαのオプション講座もオススメです。基本講義だけで50万円位するから、それなりのお布施になりますが…
1. 過去問
不動産鑑定士試験で最初に手に入るアウトプット教材が過去問です。
まずはこれを使ってアウトプットの訓練をしていくことになると思います。
なお、通常、過去問は新しいものから古いものへ遡っていくやり方をすると思いますが、平成18年から平成25年の問題は難易度が高く、中にはもう2度と出題されないようなボツ問も含まれています。
この期間の問題は後回し or 時間ない人はバッサリ切ってしまうでOKです。
過去問を解く順番は次の通りにやるのがオススメです。
2. TACの応用答練、直前答練、全国模試、総まとめテキスト
TACの答練は合格者の大半が受けています。
相対評価の試験のため、他の受験生が知っている問題・論点を知らないのはマズイです。
これらは答練・総まとめテキストの問題は消化しましょう。
※総まとめテキストは名前に反して、教科書的なものではなく問題集です。
上級答練までやらなくても受かるので、無理してやる必要はありません。
過年度のものが消化できていないから、それを消化してから本年度のモノを!という再受験者が良くいらっしゃいますが、あまりおススメしません。
というのは、直近分のものを消化するだけで量が多くて大変なはずです。
過年度+本年度は消化不良になって、結局どれも中途半端になってしまう可能性が高いです。
勿体なく感じるとは思いますが、スパッときってしまうのもアリです。
私見ですが、各答練の目安は以下の通りです。
3. 論文マスター問題集(オプション講座 論文特効ゼミの配布物)
TACが選定した過去問・過年度答練の良問で構成されていて、
基本問題30問・応用問題A40問,応用問題B20問の計90問の配分となっています。
論文マスター問題集があれば、過去問を解く時にどの問題がいいのかな~どの問題から解くと力が付きやすいかな~なんて迷うこともなくなって勉強の効率が各段に上がります。
TACの基本講座についておらず、入手するには別途費用が発生しますが、アウトプット教材としては一番優秀です。
この教材だけで合格者の中でトップレベルの水準に達することも可能です。
4. アクセスα(オプション講座)
初学者はアクセスαが特におススメです。
「基本問題が1問」と60分で解く内容となっており、負担が軽く、力をつけるのに丁度よい難易度です。
点数が取りやすいこともあって、達成感・モチベーション維持になります。
また、10月下旬頃から毎週1問×8週間の計8問、かつ範囲指定ありの中から出題と、勉強のペースメーカーとしても優秀です。
アクセスαは、最終的に8割解答できるレベルを目指しましょう。
姉妹口座のアクセスβは、答練の経験値をもっと増やしたい方や余力があるという方だけで十分だと思います。
5. この記事のおさらい
アウトプット教材は全部で4つを上手に活用していく!
TACの基本講座で貰える2つ
- 過去問
- 応用答練、直前答練、全国模試、総まとめテキスト
オプション講座で貰える2つ
- 論文マスター問題集
- アクセスα
過去問の中から出題可能性が高い重要論点を優先的に抑えることが合格への近道です。