こんにちは、ねこきん(@nekokin37)です!
不動産鑑定士の論文式試験は、早期に手元に置いておきたい教材についてお伝えします。
毎年大きく内容が変わるものではないので、過年度ものでも十分効用がありますよ!
早めに入手するにはネットオークションやメルカリなどを使う必要があるかと思います。
No.1 論文特効ゼミの『論文マスター問題集』
『合格者からの好評がスゴイ!』の謳い文句は納得です。
私も受験生当時、先輩のお古を使ってました。
アウトプット教材はこれだけあれば十分じゃね?ってくらい充実しています。
基本問題も載っているので、レベルに合わせた学習ができます。
早い段階で手に入れた方は、まずは基本問題をカンペキに!といった使い方もできます。
No.2 会計学の『総まとめテキスト』
2位は会計学の総まとめテキストです。
構成は、問題24問と直近過去問が載ってます。
総まとめテキストの中では、会計学が1番使えると思ってます。
実際、総まとめ24問と答練を丸暗記したら会計学の勉強はほぼ終了です。
(そもそも総まとめ24問覚えたら、答練の大半が解けるため答練で追加に覚える部分もそれほど多くないです)
私は24問を大体7〜8割くらいのレベルで解けるようにしていました。
また、私は教養科目の過去問には手を出さない派だったので、掲載されている直近過去問も解いてないです。
No.3 経済学の『総まとめテキスト』
3位は経済学の総まとめテキストです。
構成は、問題15問とそれに関連する参考問題が少しです。
経済学は基本講義でやる範囲が他の2科目に比べて狭いように感じます。
一方で、総まとめ講義で新論点が一気に来ます。
また、直前期は応用問題が当然の様にバシバシ出てきます。
こんなん習ってへんわ!とツッコミたくなります。八つ当たり的に担当講師が嫌いになるくらい…
経済学はモデルが分からなかったらお手上げになるので、基本講義の論点完璧に抑えていても、部分点すら厳しいことも。
訳がわからないし答練の点数も伸びない → 経済学は苦手、というかヤル気でーへん!
という負の連鎖になりかねません。
早目に手に入れて予習しておければ○です。
また、総まとめ講義の内容は難しいので、解説DVDも一緒に入手できるとなお良しです。
個人的には経済学の講義バランスは若干崩れてるように感じます。
総まとめ講義の内容をもう少し基本講義に割り振ってもいいような……
繰り返しになりますが、経済学も過去問は解いてないです。
教養科目の中で一番試験委員の個性が出る科目です。
あまり過去問を解く意味ないはかな〜と思います。
鑑定理論と民法の『総まとめテキスト』は?
二つとも良い教材ですが、早めに入手したいかと言われれば、微妙です。
鑑定理論も民法も総まとめテキストの内容は問題集です。
鑑定理論で言えば、総まとめテキストより1位の論文特効ゼミの論文マスター問題集の方が良書なので、そちらの入手が優先です。
民法は基本講義で覚えることがぶっちぎりで多いため、まずはそっち優先。
また、民法の総まとめテキストの問題はかなり難しいので、解説を聴いてからの方が効率いいです。
総まとめテキスト後半に上級本科生で扱っている問題が20問載ってますが、余力ある人向けです。
(それこそ全国模試で民法10位内を狙いたい人とか!)
上級論点が本試験で出ても大半が解けないので、合否には影響ないです。
ちなみに上級論点は直前答練等でも少し出たりしましたが、ほとんどの人が解答出来てなかったように感じました。
私は上級論点については試験委員対策上、必要そうなトコ(3〜4問くらい)だけやっておきました。
これも費用対効果は悪いので後回しで十分です。
そして民法も過去問解いてないです。
重要そうな過去問の類題は答練で出してくれているし、ボツ問に近いような論点の取捨選択する労力もめんどくさかったので…
この記事のおさらい
早めに入手したい教材ベスト3について書いてみました。
- 1位:論文特効ゼミの『論文マスター問題集』
- 2位:会計学の『総まとめテキスト』
- 3位:経済学の『総まとめテキスト』
- 他の教科の総まとめテキストは急いで入手する必要なし。
いずれも早めに入手することで学習効率が高まります。