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不動産鑑定士試験の暗記のコツ③~今すぐ実践できる小技テクニック!!~

こんにちは、ねこきん(@nekokin37)です!

暗記のコツ第3段です。

暗記の際に意識しておいて欲しいことをお伝えします!

ねこきん
ねこきん
暗記の段階の意識を変えるだけでアウトプットのしやすさも変わりますよ
うさこ
うさこ
この記事は約5分で読めます。暗記のサポート記事は他にもありますので参考になれば幸いです。
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https://nekokin-labo.com/2020/05/17/%e9%91%91%e5%ae%9a%e8%a9%95%e4%be%a1%e5%9f%ba%e6%ba%96%e3%81%ae%e6%9a%97%e8%a8%98%e3%80%80%e3%81%a9%e3%81%86%e3%82%84%e3%82%8b%ef%bc%9f%e3%81%a9%e3%81%93%e3%81%be%e3%81%a7%ef%bc%9f%e3%81%84%e3%81%a4/

覚えるものには“ラベル”を付ける

暗記は『アウトプットするため』におこなう作業です。

いろいろ暗記しているといつの間にか機械的な暗記になってしまい、覚えてはいるけど使いどころがわからない…なんてことも起こってきます。

そんなことを防ぐために、覚える対象には”ラベルを付けて”あげてください。

『原価法の定義』

『原価法の有効性』

『建物の再調達原価の求め方』

『土地の再調達原価の求め方』

『建物及びその敷地の再調達原価の求め方』

こんな感じでラベルを付けてあげることで、自分が今なにを覚えようとしているかの認識、内容の理解、覚えたものの整理にもつながって覚えやすくもなります。

ラベル付けは、論文を書く時の答案構成において非常に重要にもなってきます。

覚えたものは使ってこそ意味のあるものです。

アウトプットを意識したラベル付け暗記は非常にオススメです。
是非、日々の暗記作業に取り入れてみててください。

暗記教材は同じものを使うことで『場所』で覚える

暗記用のテキストは、毎度同じものを使うと効果大です。

暗記が進んでくると実感しますが、

『あのテキストの2~30ページ目の左下の方』といった具合に『場所』で覚えるようになってきます。

この場所暗記は、”思い出す入り口”になりやすく使えます。

ねこきん
ねこきん
暗記のコツは『覚えたいものを、同じモノで 、期間をあけず、何度も触れる』ですね!

暗記用のテキストはいろいろ使うのではなく、一つのものにメモ書きするなどして、集約していく方が効率が良いです!

暗記の敵は“飽き”

人間の脳は、飽きてくると記憶することをやめてしまいます。

ドキドキしたことは良く覚えているけど、刺激の少ないようなつまらなかった内容は覚えていないっていう経験則からもわかりますね。

ずっと机に向かって勉強していると、飽きてきますし、血行も悪くなって、頭の働きが鈍くなる一方です。

  • いつも予備校で勉強するならカフェやファミレスなどに環境を変えてみる。
  • 散歩しながら暗記する(意外に合格者が結構やっています)

こんな具合に変化を与えると、記憶の定着率が上がります。

ねこきん
ねこきん
気分転換にもなるし、一石二鳥だね!

頭文字を暗記して、思い出す入り口を作る

覚えたものって、最初の一語が出てきたらドンドン続きが出てきたりするんですが、その最初の一語が出てこないってことが往々にしてあります。

特に列挙事項はその傾向が強い。

そこで、まずは頭文字だけ並べて、思い出す入り口を作ると効果的です。

 

例えば、

借地権の総合的勘案事項を列挙すると、

①将来における賃料の改定の実現性とその程度

②借地権の態様及び建物の残存耐用年数

③契約締結の経緯並びに経過した借地期間及び残存期間

④契約に当たって授受された一時金の額及びこれに関する契約条件

⑤将来見込まれる一時金の額及びこれに関する契約条件

⑥借地権の取引慣行及び底地の取引利回り

⑦当該借地権の存する土地に係る更地としての価格又は建付地としての価格

⑧借地期間満了時の建物等に関する契約内容

⑨契約期間中に建物の建築及び解体が行われる場合における建物の使用収益が期待できない期間

ですね。

頭文字だけ、

『ショウ・シャク・ケイ・ケイ・ショウ・シャク・トウ・シャク・ケイ』

”テンポよく”、”口に出して”読んでみて下さい。

ねこきん
ねこきん
”テンポよく”を意識すれば結構すんなり入ってきますよ!

頭文字とかの短縮ものって、この一手間を面倒くさがることが多いですが、効果は絶大です!

是非取り入れてみてください。

列挙事項は、全部でいくつかを把握してから覚える

要件や列挙事項のような箇条書きは、文脈もなく何個も並ぶので覚えにくい部分ですが、まずは『何個あるか』整理しておくとアウトプットの時に漏れるリスクが減らせます。

先の借地権の総合的勘案事項は全部9個でしたね。

次は、

総論9章の鑑定評価報告書の必要的記載事項で見てみると、

全部で12個です。

まずは数字覚えてしまって、

①鑑定評価額及び価格又は賃料の種類

②鑑定評価の条件

③対象不動産の所在、地番、地目、家屋番号、構造、用途、数量等及び対象不動産に係る権利の種類

④対象不動産の確認に関する事項

⑤鑑定評価の依頼目的及び依頼目的に対応した条件と価格又は賃料の種類との関連

⑥価格時点及び鑑定評価を行った年月日

⑦鑑定評価額の決定の理由の要旨

⑧鑑定評価上の不明事項に係る取扱い及び調査の範囲

⑨関与不動産鑑定士及び関与不動産鑑定業者に係る利害関係等

⑩関与不動産鑑定士の氏名

⑪依頼者及び提出先等の氏名又は名称

⑫鑑定評価額の公表の有無について確認した内容

次に

カン・カン・タイ・タイ・カン・カ・カン・カン

セキ・セキ・イー・カン

こんな感じで“テンポよく”頭文字暗記していきましょう。

(鑑と関がややこしいところは、セキにしたりとアレンジで対応)

この記事のおさらい

  • 覚える対象にはラベル付けで、アウトプット時に引き出せるようにしましょう!
  • 暗記は同じ教材を使いつづけるのが近道です。
  • 暗記の敵は“飽き“です。いろいろ刺激を与えて、記憶しやすい環境を整えるのも効果的です。
  • 頭文字だけ覚えて、記憶の入り口を作りましょう!思い出すきっかけがあれば、続きはスラスラ出てきやすくなります。
  • 要件やリストなどの箇条書き・列挙事項には、まず何個あるかの数をおさえる!
ねこきん
ねこきん
ラベル付けは特に重要!アウトプットを意識して暗記しましょうね!

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